エクスコンテナ（日本、2011年）
Ex-container, Japan, 2011
| Ex-container |
| エクスコンテナは、20ft海運コンテナの規格寸法に倣い外形寸法を2,438×6,058×2,591としたプレファブのユニット建築である。当初応急仮設住宅としての導入を目指し、校庭や公園で２年間の期限後安価に払い下げ、かつて自宅のあった土地に持ち帰り、拡張しながら本設の住宅へと転用することを目指した。遠隔地の工場を使って人手不足に対応し、３階建て化で土地不足に対応するなど、今回の災害に学びながら、仮設と本設への二重投資を回避を目指した。残念ながら公的な応急仮設住宅としての採用には至らなかったが、寄付により製作したプロトタイプを宮城県石巻市のヴォランティア支援団体に寄贈することができた。被災地では、応急仮設住宅の建設が一段落し、居住施設の供給不足は概ね解消されたが、エクスコンテナのフレームは住宅以外の用途にも転用可能であるため、オフィスや店舗としての導入を目指し活動をつづけている。 |
| Ex-container is designed for those who lost the house to be conveyed on the existing transportation routes by applying the same size as the 20ft ISO shipping container, and also to realize whole prefabricated system finishing up to interior in factories. That makes possible to supply them rapidly in bulk into stricken area. Ex-container can be converted from temporary housing to permanent housing, if necessary possible to have addition for expansion, so that we could avoid double investments. |